勇気が要る瞬間。

2003年1月5日
勇気の要る瞬間、それはオトコが痴漢にあったとき。

彼は大阪人。過去の日記で暴動に参加した彼である。
彼が高校生のとき事件はおきた。満員のバスに乗っていると、ふと下半身でもぞもぞとなにやら動く気配がある。最初はかばんか?と思っていたがどうやらそうではないらしい。というのもそのモゾモゾが彼の腰から股間に向かっていくのが判ったからである。ここで彼は思う。「これは痴漢だ」。

しかし、ここで彼は更に思う。ここで、このモゾモゾしている手を掴みあげ、

「はーい!この人痴漢でーす!」

と大声をあげるのはいかがなものか。
本人にとっては事象を立証するのには極めて有効であるが、客観的に見るとただのバカである。
男が男の手を上げているのだから。

ここまでくると触っているヤツは大体判る。結局彼はその痴漢してるヤツを睨みつけ、されるがままになっているのであった。

女の子が男にされる痴漢も怖いが、男が男にされる痴漢もまた怖いのだよ、ふんとに。

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