グローバル?

2003年2月8日
今働いているお店は比較的外国人の利用客が多く、たまに言葉の壁にぶち当たったりするが、それがまた非常に楽しい。

いちばん簡単なのは中国の人で、ぐうさんのコトコトな英語が通じなくなっても、漢字で筆談という伝家の宝刀が繰り出せるのでやりやすい(ただ、日本の漢字と中国の漢字で意味が違うとやっかいだけど)。

その次は英語圏の人たち。こちらはなんとなく言っていることがわかるので、ぐうさんもなんとなく英語で答えているが、そうもいかなくなると英語なんぞ無視してバリバリの日本語で一方的に話したりもする。そう、語学はやはり気合なのである。

お店にくる外国人で仲良くなった人もいた(名前はまだ聞いていないので友達とはいえんが)。
彼はドイツ人で「インターネット対応のマンションに住んでいるのだが、無線LANにするためには何を買えばいいのか?」と英語で話してきたのがきっかけであった。
結局無線だと設備費用に金がかかるので無理だということで有線のLANカードを買っていたが。

次に来たのはLANケーブルを買いに来たときで、「ドイツで使ってたLANケーブルは日本で使えるかなぁ?」という質問であったが、ぐうさんは一言「知らない」とクリアに言った。いや、だってドイツ行った事ないし。ドイツのインフラ事情なんて知らないし。

仲良くなって楽しいのはやっぱりその国のお国事情と日本のギャップの話を聞いたときである。中国の人に「日本の漢字とか判るんですか?(日本製の漢字は和字という)」と聞いた時は(たとえば鯖とか鰯とか鮭とか鰤とか)「なんとなく判る」と言っていた。
韓国の人はブロードバンドの話をした時に、「韓国ではスピードはそんなにはやくはないけれど、線が太いからそんなに気にならない」と話してくれた。とても荒川区的なお話である(荒川区では区長がブロードバンドを率先しているのである)。

やっぱり情報と経験は違うなあ。
(※ぐうさんが2000年にキョーレツな失恋をしてつくづく思ったコトバ)

ネットでは全て現実でありながら仮想なんだけど、実際にその国の人たちの言葉を聞くことは(日本にいる意味においては)ヴァーチャルであり現実でもある。これは非常に楽しいのでこれからも続いていくと思う。機会があれば是非参加することをお勧めする。ホント、ウロコが落ちるよ。

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