すいません、ヒマだったんです。

ぐうさんはアヤシイ通販の広告を見るのが大好きです。大昔は背が伸びる伸長法（だっけ？）から、最近ではトルマリンとか（これの採掘写真は腹の皮がちぎれるかと思うくらい笑わせていただきました）。

で、今回のターゲット。

強運覚醒○動石！
（一応商売の邪魔にならないように伏字にしておきます）

まあ、作りこまれたサクセスストーリーはどうでもいいです、この際。
でも、この商品が本物ならきっとどこかにほころびが、イヤイヤ証拠があるはず。と思って調べました。

まず、広告にあった高波動研究所なる機関とその所長「萩原弘道」なる人物を。
MSNでとりあえずサーチ。

ヒット数3件（高波動研究所で検索）。

ガックリ肩を落とすぐうさん。せめてハトヤの魚ぐらいには暴れていてほしかった。
その1件を検索すると萩原弘道の事が出ている！
http://www.upgrade-inc.jp/hs/hs_01.html

おおっと！？経歴で高波動研究所の事には一切触れられていないぞ？サンロード社長とはあるけどね？

これはいったいどうしたことだ？

じゃあ著書はどうだ！？とアマゾンとe−booksで検索。
すると、アマゾンは全滅。e−booksで、「波動こそが病気を治す」でヒット。でも現在は入手不可。再びガックリするぐうさん。

ここで推考。経歴を見る限りでは高波動をうたってはいるが、それは石に対してではなく、水に対して言ってるっぽい（著書を見る限り）。

やっぱしお金もらったの？弘道ぃ。

氏の広告でのコメントに「生体波動」なるものがあったので、今度はそれを検索。するとそれは実際に存在しているようだ。
http://nippaken.org/guidance/contents/moredata/theory_measurement.html

でも、思うんだけど個体にそれぞれ周波数が存在していたとしても（この辺の理論はわかります、納得できます）、それがすべてプラスに行くとはとても思えないんだけど。

例えば954khzのTBSラジオとそれに近い1134khzのニッポン放送があったとして、それぞれに最適なアンテナの長さはがあるとしたら（注！：ぐうさん小学生のころの知識なので既に忘れてます。ホントは電離層の話とかも入らないとイケナイんですけどね）、それは平均値だからちょうど中間になるわけでしょ。

だけど、平均値って50対50なんだから、プラスに行くともマイナスに行くとも限らないわけで。でも、この広告では100％プラスになるんだよね。そこが強運覚醒なのかしらぁ？

（この後さらに調べていくと波動石はどうやら石英のことらしい。じゃあ、ぐうさんは腕時計をしているだけで幸せになれるのかしら？）

信じるものは救われるとか、病は気からということであれば、とってもスバラシー商品ですよね。
ぐうさんは買わないけど。