達観

2004年3月29日
どちらかというと本人を目の前にしているだけあって、妹とお袋は「何があっても後悔だけはしないようにしよう」と決めていると言っていた。
俺は親父とは遠く離れて生活をしているから、親父の症状を電話越しに2人から聞き出し、ネットで症例を漁り、可能な限りの対応を言うことしか出来ない。

親父は今外傷性の脳挫傷と急性硬膜下出血、それらにともなう意識障害とてんかん発作(軽いらしいが)が出ている。が、それ以上に深刻なのが極端なカリウム・ナトリウム不足、血小板が平均の1/4しかないことなど、体の方に負担が掛かっているので手術も容易に出来ず、かつその原因も特定できないなど、医師の判断を遅らせているらしい。
原因が特定できていないだけに、いつ容態が急変するか判らない。血小板が不足していることから医師には「いつ心臓が止まってもおかしくない」と言われたそうだ。

定年してから好き勝手に生きてきた親父だが、やっぱり死なれるのはキビシイよ。今使ってるこのコンピュータにだってあなたの記録が少なからずつまってるんだぜ。

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